豊かなコミュニケーションの至福

僕はかつて、長いこと、心を開くのが苦手だった。今から振り返ると、そこにはHSP特有の生きづらさがあったと思う。
自分が心を開かないと、相手も心を開いてくれない。せっかく相手が心を開いてくれても、そこから始まるはずの豊かなコミュニケーションに進めない。
それは、生きていく上で、とてももったいないことだった。

でも、数年前、「正しく生きよう」から「楽しく生きよう」に生き方を変え、いろんなものを手放した。そうしたら、自然と心が開いた。そこにはなんと素晴らしい、豊かな世界が広がっていたことか。人とのコミュニケーションそれ自体が、こんなにも幸せな気持ちにさせてくれるなんて!
もし、みんながオープンハートになり、いつも心を開いていられたら、世の中どんなにハッピーか。

だけど、一般の社会生活を営んでいる中では、そうそう心を全開にしてばかりはいられない。そこには、いろんな闘いや競争があるし、いろんな人がいるから。闘いや競争の中に生き甲斐や幸福を見出す人や時期もあるだろう。だけどそれだけでは疲れるし、行き詰まる。だからせめて、自分の周りだけでも、安心してくつろぎ、オープンハートでいられる場にしていたい。そうしたら、少なくとも自分は幸せでいられるし、きっと周りの人たちも幸せな気持ちになるんじゃないかな。

こころびらきの場をつくる

そう思いながら、日々生きている。そんな僕の周りには、これに近い感覚の人が多い。そして実際に心を開く場を意図してつくっている人たちもけっこういる。

その一人が吉本のぞみさん。のぞみさんは、ヘルスケア系の大企業で激務と向き合いながら、誰もがありのままの自分で楽しくおしゃべりし合える場をつくっている。その名も「こころびらき」というオンラインでの対話会のような集まりだ。
だいぶ前になるが、その活動のためのホームページを作成するということで、のぞみさんのフォトセッションをさせいていただいた。また、そのホームページの一部に僕の写真を使っていただいた。
そして僕も実際に「こころびらき」に参加させていただき、「やっぱり、心を開いて語り合えるのって、いいよな」と実感した。人はそういうコミュニケーションを求めているのだと思う。それに加えて、そこでの人との出会いがまた、とても嬉しくて、なんだか魂が喜んでいる感じがした。それこそが、最高の幸せ。
のぞみさん、ありがとうございました。