スカイマークの機内誌「空の足跡」に毎月、旅エッセイ「ユウキが行く。」を執筆しています。
毎号、テーマが出されるのですが、2023年12月号のテーマは「師走」。
海外の旅と「師走」はほとんど関係がないので、旅のエピソードを書くことはできませんでした。
けれど、代わりに、年末に未処理案件を片付けてスッキリすることに絡めた内容を書きました。
タイトルは、「真空を生み出す旅」。
長旅に出ることの良さの一つは、日常の雑事から離れられること。
未処理案件をきっちり片付けて出かけられたらベスト。
でも、それは困難。
なので、未処理だろうが関係なく、全てを手放して旅に出るのもアリです。
とにかく、空っぽ、真空の状態になることが大事。
そのためには、次の準備をきっちり終わらせるまで待たないで、即行動すること。
これを別の角度から言えば、「捨てる」こと。
その効果は絶大です。
真空のスペースがあると、新しいものが、すごい勢いで入ってきます。
しかもその新しいものは、心から望んでいたもの(ものというより状態)なのです。
なぜかわからないけど、そういうことになっているみたいです。
これは、経験してみないと納得できないかもしれませんね。
踏み出す勇気は捨てる勇気。
まずは、勇気を出して大事なものを捨てることです。
そう言えば、早期退職する前、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という諺を自分に言い聞かせていました。